「君(たち)になる」あとがき

夏の終わりごろから制作していた漫画「君(たち)になる」を完成させることができました。
せっかく頑張ったので、気に入っているポイント等を紹介してしまおう、という趣旨のブログです。

お話について

クピドとダモンが、普段いる環境からどのように飛び出して、互いと関わっているのかを描きたいと思い制作を始めました。
最初はクピドとダモンを喧嘩させる予定でした(キャラクター同士が衝突すれば物語がドライブすると思い込んでいたので)。が、喧嘩する場面を描きたくなさ過ぎて今のような形になりました。やめてよかったと心底思っています。
完璧に明るいわけではないが暗くもない、ぐらいの塩梅を目指したつもりだがどうだろう。

ここを見てくれ!① かわいい天使たち

ここを見てくれ!② 草原で踊る場面

1番描いていて楽しかったです。
基本的には「相手をわかりたい」ベースで話を進行させていますが、ここだけ「私をわかってほしい」に転換します。
普段とはちょっと違う雰囲気のクピドを描こうと思って描きました。お気に入りの1ページです!

小ネタ

  • #LAM .limodorumは植物の分類方法と、最近知ったCSSの書き方を合体させたものです。
  • 過去制作したイラストや漫画から、いくつかイメージを転用しました。
  • 楽章っぽい章分けをしたらカッコいい気がしたのと、魚のヒレ(fin)に掛けられそう、と思ったので各場面に数字を振りました。
    というのは後から考えたことで、短い話を繋ぎ合わせたらまとまった分量になるのではという魂胆で細切れのお話を5つ用意しました。限界の発想だ。

 

色々と大変でしたが、ひとまず完成させることができてよかったです!
至らない点も多々発見できたので、いつか改善できたらいいな、と思っております。

「君(たち)になる」は11月27日開催の「Booknook vol.1」でPDFデータを無料配布する予定です。
細かい情報やお品書き等は、また後日掲示いたします。
ご興味がございましたら、お立ち寄りください。

 

11月7日 追記
にとんぜぽ」を運営している小渕リツ子様が感想記事を書いてくださいました。
ぜひご覧ください!